■モチベーション

モチベーション

コンサルティングやコーチングなどにおいて学んできた
モチベーションに関する知識やノウハウをご提供しています。

 

【組織のモチベーションアップ手法

 


新入社員のモチベーション

以前、私が担当しているクライアントさんでの新入社員の状態を5月くらいに聞いてみました。

私:「今年の新入社員の状態はどうですか?」

クライアント:「早速担当を任せたんですが、この前、立て続けに失敗をして
         お客様に迷惑をかけたので、叱って今は、何も仕事を与えていないんですよ~」

という話が出てきました。
どうでしょうか?みなさんの会社では・・・

そもそも新入社員というのは、
社会人経験がなく、会社に入ってきたもののいろんな不安を抱えています。

このような状態の中で モチベーション を上げようとして
「将来どんな風になりたい?」と夢を描いてもらったり、
「よし!これはお前に任せよう!」などと仕事を任せたりしてもうまくいかない場合があります。

特に上記のクライアントさんで起こった状態であれば、難しいと思います。
逆に、せっかく入社してくれたのに退職してしまうかも知れません。

では、どのようにすれば良いかということですが、新入社員は、いろいろな不安を抱えています。

そして、その不安の中で一番大きなものとしては、
「この会社でやっていけるだろうか?」「この仕事はできるだろうか?」だと思います。

まず、その大きな不安を取り除いてから
夢を描いてもらったり、仕事を任せたりすると効果的に モチベーション を高めていくことが出来ます。

この大きな不安を解消する方法ですが、
まずは「知識や技術を身につけることに専念させること」です。

仕事に対する モチベーション を支えるものとして
「期待×価値理論」というものがあります。

「期待」というのは、「この仕事は、なんとかやれそうだ」という期待です。

「価値」とは、「この仕事をすることのメリット」を意味します。
この期待と価値は足し算ではなく掛け算でやる気に反映されるという理論です。
よって「やれる」という自信が強ければ、やる気は掛け算式に高まるし、
メリットが多ければ多いほど、またやる気が掛け算式に高まるということです。

しかし、逆にやれそうも無い(期待0)ということであれば、
いくらやることのメリットが多くても モチベーション にはつながらないということも意味しています。

このことを踏まえてみなさん振り返ってみて下さい。

「なんとかやれそうだ」「うまくこなせる」と思ったときにはモチベーションがあがって、
「わからない」「うまくやれる気がしない」「無理だ」と思ってしまうと モチベーション が下がった、
もしくは上がらなかったということありませんでしたか?

よって「知識や技術を身につけることに専念させる。
そして、しっかり教えてあげる」ということが重要になります。

ただし、ここで気をつけて欲しいことが、
自分で見て学べということを最初からしないようにして下さい。

まずは、しっかりと教えることが重要です。

みなさんもまた経験あるのではないでしょうか?

ある知識やスキルを学びたいと思った時に、独学で勉強した場合とビジネススクールなどに
通って勉強した場合の「やれそうだ」とか モチベーション の上昇度は、全然違ったのではないでしょうか?

僕は、自分で学んだだけでは不安が残ります。
しかし専門知識を持った人から教えてもらうと自信になります。

ただこれだけのことですが、新入社員にとっては大変重要なことになります。

まずは、しっかり教えて、
何か一つでもいいので「やれる」「やれそうだ」という自信をつけさせることが、
新入社員の モチベーション アップの第1ステップになると思います。

実は、私も経営コンサルティング会社に入社した時、
入社後3ヶ月間の間にスパルタ的に知識や技能をたたき込まれます。

そして3ヶ月間で3つの試験に合格することがコンサルタントとして仕事ができる第1ステップ
となっていました。

当時は、特に考えなかったことですが、
今思えばこのスパルタ的に知識や技能をたたき込まれたこと、
そして試験に合格したことが「この会社でやれそうだ」「コンサルタントしてやっていけるかもしれない」
という期待が高まり モチベーション を高めていたのだと実感しています。

大変厳しかったですが、教えてくれた上司に感謝しています。

もし、新入社員の状態が良くないということであれば、ぜひここから初めてはいかがでしょうか?

付け加えになりますが、これは新入社員だけでなく配置転換した社員にも当てはまることです。

そういった場合にもぜひ実践してみて下さい。

 


カエル運動!

残業を良くしている方、良くしている組織には、とっておきな手法です。

その名もカエル運動!

みなさんこんな経験したこと無いですか?

普段は、なかなか仕事が進まないく、なんとなく残業が多くなっている。
しかし、夜、デートや合コン、友達との約束、家族との約束などが入っていると
仕事が早く片付いてしまうことってないですか?

なぜでしょうか?
仕事量は、いつもと変わらないのに・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

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それは、夜予定があることで、仕事をいつまでの終わらせるという目標が明確になっている

そして、終わった後の楽しみが待っているという点で モチベーション が上がって、
仕事が早く片付いてしまうという モチベーション を高め、生産性を上げるという効果を
表した事例とも言えます。

これを利用して、朝礼でみんなの前で「今日は、○○時には帰ります!」という宣言をして
日々仕事に取り組むというカエル運動という手法があります。

すごく単純なことですが、これが実はものすごい効果を発揮するんですよ。

みんなの前で宣言したことで、
自分自身の潜在的な意識にも モチベーション がかかるし、
良くある付き合い残業(みんなが残っているから、上司が残っているから帰りにくいというもの)が
無くなるという効果があります。

すっきりとして気持ちで帰ることもでき、無駄な残業をしなくて良いので会社の生産性も上がり、
通常より早く帰ることにより、余暇の時間を持つことでリラックス効果も発揮し、
また次の日にはすっきりとして状態で仕事に望めるので、また生産性も上がるというものです。

本当に単純なものですが、効果が大きく現れるものですので、一度実践してみてはどうでしょうか?

 


リッツカールトンホテルから学ぶモチベーション

あの一流ホテルであるリッツカールトンホテルは、みなさんご存知ですよね。

クレドという信条や理念というものを社員1人1人が心から理解をし、
それに基づいて自主的に行動しているすばらしいホテルです。

そのすばらしいホテルで行われているファイブスター制度というものがあります。

これは、優秀なスタッフ(クレドに基づいて行動した人)を3ヶ月に1度、
上司から5人が選ばれるという制度です。

選ばれた社員は、ファイブスター社員と呼ばれ、胸に5つ星のマークをつけることが出来ます。

ファイブスター社員は、社員の模範であるという誇りを持って仕事をするようになります。

またそれだけでなく、他の社員がお客様に
「彼は、ファイブスター社員ですから、なんでもお申し付け下さい」と紹介するそうです。

紹介されたファイブスター社員は、
そんな紹介をされるとより一層モチベーションが高まり、仕事をするようになっているようです。

このリッツカールトンのファイブスター制度から学べることは、
一般的な企業は、評価を社内の人間にだけ公表する場合がほとんどですが、
外部の方、お客様にもアピールすることで
社員のモチベーションをより一層上げることが出来るということですね。


そういえば、私のクライアントの1つである美容室で、
アシスタントが初めてのお客様にスタイリスト(カットなどをするメイン担当者)を紹介するときに、
「本日お客様を担当させて頂きますのは、トップスタイリストの○○です」という紹介をしています。

これは、先ほどのリッツカールトンホテルの場合と同じような効果を発揮しています。
またお客様にも信頼感や安心感を与えるという効果も発揮しています。

このように社内的評価を外部にもアピールしていくことは、
どんな業界・業態でも簡単に出来るかも知れませんね。

営業の場面でも、お客さんの前で上司から
「○○は、わが社でも優秀な人材でして・・・」などと言われるとうれしいものです。

ぜひ、みなさんの会社でも考えてみてはどうでしょうか?

 


ヒーロー作り!

僕がコンサルティングをする時に、
モチベーション アップと成果を上げる為に、よくヒーロー作りということをやります。

そのヒーロー作りとは?

例えば、会社の売上を上げるということであれば、会社全体の売上を上げるのではなく、
ある特定の人(営業マン)に絞って、その方に色々アドバイスをすることで、まずその人の売上を上げます。

そうすることによって、その人がトップランナー(ヒーロー)になり、
それにつられて、他の人の売上も上がって行きます。

結果的に会社全体の売上が上がるということです。

つられて他の人の売上が上がる理由は、
トップランナーとなった人にライバル心が芽生え、がむしゃらにがんばる人や、
トップランナーの人がどうやって売上を上げたのかを探って、それを真似て売上を上げていくからです。

マラソンを考えて見てください。

トップランナーの選手のペースが速い時は、その2番手、3番手もペースが速くなり、
結果的に1位だけでなく、3位までが大会新記録や世界新記録というケースは良くありますよね。

もちろん逆もありますね。
トップランナーのペースが低ければ、全体の記録も悪くなる傾向にあります。

そのマラソンでいうトップランナーを会社で作るのが、このヒーロー作りです。

これは、全体の売上を上げようとしたときに、
全体に手をつけるより、ヒーロー作りをした方が、効率も結果も良くなること場合が多いので、
この手法を使います。

本当は、教えたくなかったんですが・・・。
でも非常に効果があるものなので、教えちゃいます。

もう一つ重要なことを教えます。
ヒーローを誰にするか?ということがとても大事です。
例えば、選定基準として、
・ 売上を上げやすい人
・ 売上が上がることで他の人に影響を与える人
・ 会社の収益に大きく貢献することができる人

が上げられます。

この点に注意して実行してみては、どうでしょうか?

この手法は モチベーション を上げるということを意識しなくても、
結果的に組織全体のモチベーション も上がっていることでしょう!

そうすることで、さらに次の業績につながるという良いスパイラルが組織の中に出来上がります。

ぜひ、1度ヒーロー作りをやってみてはどうでしょうか?

 


マズローの欲求段階説!

モチベーションに関する最も代表的な理論の中で
マズローが提唱した欲求段階説という理論があります。

マズローは、人間の要求を5つに分類して、
低い欲求が満たさせると、より高い欲求が生じてくると唱えました。

その5つの欲求とは・・・

第1の欲求は・・・生理的欲求

第2の欲求は・・・安全の欲求

第3の欲求は・・・社会的欲求

第4の欲求は・・・自尊の欲求

第5の欲求は・・・自己実現の欲求

※第1の欲求が一番低い欲求で、第5が一番高い欲求という見方をします。

それぞれの欲求をもう少し詳しく見てみましょう!

【生理的欲求とは・・・】
身体を維持するための基本的欲求であり、食べ物、水、空気、睡眠、休息など。
つまり生きていく為の最低限の欲求です。

【安全の欲求とは・・・】
安全や安定した状態を求め、危険から自己を守りたいという欲求です。

【社会的欲求とは・・・】
集団や社会に所属して、そこで愛情を受けたいという社会的な欲求です。

【自尊の欲求とは・・・】
名声、地位、賞賛、承認といった他人からの尊敬を受けたいという欲求と、
自分が他人より優れていると認識したいという欲求です。

【自己実現の欲求とは・・・】
達成、自律、自由といった自己を確立したいという欲求と、
自己が向上したい、自分が潜在的にもっている能力や希望を実現させたいという欲求です。

ここで重要なのは、人間はこの5つの欲求のなかで、
低い欲求が満たさせることにより高い欲求が生じてきて、
すでに満足した欲求は、もはや動機づけにはならないという点です。

例えば、社会的欲求は生理的欲求と安全の欲求が満たされた人にとっては、
行動をするための動機づけになりますが、
自尊の欲求や自己実現の欲求を求める人にとっては、
動機づけの要因にはなりにくいということです。

ただし、自己実現の欲求だけは他の4つの欲求とは違い、満たさせることがありません。
一定の満足感が得られても、さらに高い欲求が生じてくるからです。

というのがマズローの欲求段階説になります。

この欲求段階説に基づけば、
ほとんどの人は、第3の欲求と第4の欲求を行ったりきたりしているようです。

その中で経営者などは、第5の自己実現の欲求を満たすために行動をしていることになります。

しかし、現代ではそうですが終戦直後の日本では、
生きるために第1の生理的欲求や第2の安全の欲求が大きく働いたのではないかと思います。

このマズローの欲求段階説に沿って自分自身は、どの段階にいるのか?考えて見てはいかがでしょうか?

どの段階にいるのか?
どの段階が一番強い欲求を持っているのかがわかった場合、
モチベーションのかけ方などがわかってきます。

一度考えて見てはいかがでしょうか?

 


モチベーションとは?

モチベーション という言葉・・・
昔から使われている言葉ですが、最近、いろんな場所で耳にするようになりました。

例えば・・・

勉強の モチベーション
就職活動の モチベーション
スポーツ のモチベーション
家族への モチベーション
そして仕事の モチベーション
など、様々な場所で使われているようです。

この モチベーション という言葉ですが、みなさんはどのように理解していますでしょうか?

少し考えて見て下さい。

・・・・・・・・・

・・・・・・・・・

考えてみましたか?

おそらくほとんどの方が、モチベーション の意味は、やる気と思ったのではないでしょうか?

確かにやる気というのは、正解だと思いますが、
やる気という言葉だけでは50%の意味でしか表現されていないように感じます。

それは、例えば「 モチベーション を上げて仕事をする」と言った場合、
「やる気を出して仕事をする」という意味になってしまいますが、

本当にそれでいいのでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・

仕事をするには、必ず目的があります。
仕事の場合は、特に組織の目的が大きなウエイトを占めるでしょう。

仕事は、ただ単にやる気を出してテンションを高くしてやればいいということではなく、
正しい方向(すなわち仕事の目的)に向かって行動を起こしていかないといけません。

とすれば、モチベーションというのは、
正しい方向に向かって行動を起こすようにすることだと私は思っています。

仕事に対して自分のモチベーションを高めるというのは、
単に仕事へのやる気を出してやるということではなく、
自分の仕事が正しい方向(仕事の目的)に向かって行動を起こすことだと思います。

これは、仕事という面だけでなく、
冒頭に上げた勉強や就職活動、家族に対してのモチベーションにも同様の事が言えると思います。

最近、若い人はやる気がないとか。
モチベーションが上がらないとか。
若い人本人も言っています。

しかし、それはモチベーションが上がらないのではなく、
それ以前に自分自身の目的(やりたいこと、こうなりたい)が見つかっていない、
漠然としている、わからないといった状態の人が多いと思います。

そんな目的がない中でモチベーションを上げることはそもそも難しい事なのです。

だから、そのような人たちは、モチベーションを上げようという前に、
やりたい、こうなりたいと言った目的を見つけるようなことをしないといけません。

といった状態で、モチベーションということが広く使われるようになっていますが、
その言葉の意味を履き違えているように最近感じています。

このサイトにも「夢の描く方法」を掲載しているのは、
この「やりたい、こうなりたい」=夢・ライフプランを明確にして、人生の目的を見つけ、
そしてそれがワクワク感が出るようなものであれば、
モチベーション は飛躍的に高まるものになるからです。

その結果として、あなたにとって良い方向(人生の目的)に向かっていけるからです。

みなさんには、この モチベーション という意味、
そして夢・ライフプランをそう言った意味でもう一度しっかり見直して欲しいと思います。